「安売り酒屋」と「安売り会計事務所」の共通点と未来
皆さん、こんにちは。
一昨日、株式会社カクヤスの佐藤社長のお話を聞き、
内容を皆さんにお伝えしたいと思ったので
2日続けてメルマガをお送りします。
14年前、スーパーやコンビニエンスストアの参入で
危機に直面した酒販店が、起死回生のサービスに挑戦し、
今や売上高は1000億円を超え、店舗数は都内に約120店舗。
その驚きの小売店が、カクヤスです。
もともと、酒屋さんというと、
サザエさんに出てくる「三河屋さん」のような、
御用聞きビジネスですよね。
認可商売として法律の傘に守られて商売していました。
ところが、規制緩和によってどうなったかというと、
客の奪い合い。
それまで競争したことのなかった業界ですから、
やれることは、価格を下げることだけ。
その結果、売掛金は増え、
バブル崩壊も手伝って客も減る。
まさに三重苦の中で、酒屋さんはあえいでいたんですね。
きっとそのころです。
私も幹線道路沿いの安売り酒屋を探して、
缶ビールをケース買いしていました。
そんな状況の中、カクヤスも活路を見出そうと、
もがくわけですね。
言葉は悪いけれど、
カクヤスが借りられたコンビニ店舗は、
幹線道路沿いじゃなく、
車もまともに入らない路地裏という最悪の立地。
この死地から活路を見出していき、
今のカクヤスに進化させるわけです。
お客様の立場に立ったサービス、
価値を伝えることって本当に難しいですよね。
佐藤社長は言いました。
「安さは、買う前からわかるけど、
お客様の立場に立ったサービスという価値は、
使ってからじゃないとわからないし、
人によっても感じ方が違う」
この言葉、ズシンと腹に落ちました。
今の会計業界がまさに、価格競争の真っ只中で、
安さ以外の価値をどのように伝えていくのか、もがいています。
間違いなく、安さ競争ではないところで
競争をしなければならない時が目の前に来ています。
それがなんであるのか?
安さ以外の価値をどう伝えればいいのか?
来年がその分かれ目になります。
今のカクヤスは、
「東京23区内のどこでも、ビール1本から
無料で、しかも注文から2時間以内に配達!!」
という、従来の酒店の常識を覆したところでの
価値の提供によって、大きく業績を伸ばしました。
この原点にあったのが「顧客視点」だと思います。
新たなる顧客視点を追求しようというのが、
「会計事務所のビジョナリーサミット2012」です。
http://www.accs-c.co.jp/lp/visionarysummit2012/
サナギに、
「あなたはどうやって蝶になるの?」と聞くと、
「わからない」と答える。
だけど蝶に、
「あなたはどうやってサナギから蝶になったの?」
と聞くと答えられる。
この話、シアトルのパイクプレイスマーケットの中にある、
世界一有名な魚屋のオーナー、ジョン横山氏が
私のインタビューに答えて教えてくれました。
結果から見れば、誰でも答えられるけれど、
「ビジョンを持っているかどうかなんだ」って、
彼は、世界一有名な魚屋になったストーリーを話してくれました。
ぜひ、「会計事務所のビジョナリーサミット2012」にご参加ください。
一緒に、ビジョンを構築しましょう。
http://www.accs-c.co.jp/lp/visionarysummit2012/
カクヤスの話、
テープに録音していたわけじゃないので、
私のメモ書きからの原稿になりましたが、ご容赦ください。
最後にカクヤスつながりで、
「会計事務所のビジョナリーサミット2012」を
最初の値引き価格、29,400円(定価より23,100円引き)でご提供します。
この機会に、ぜひご参加ください。
(先着25名様の価格ですが、残り17名様となりました。)
http://www.accs-c.co.jp/lp/visionarysummit2012/
カクヤスの佐藤社長に感謝、感謝のひろせでした。