「税理士事務所」が、弁護士の新たな標的に!?
皆さん、こんにちは。
今日は、弁護士事務所の経営手法に学べること、
についてお話しします。
先日、お会いしたMさん。
「弁護士は過払い請求が一段落したから、今度は税理士事務所の
未払残業代を狙いに行くようだよ……」
と、小声でこしょこしょ。
このことを皆さんに報せたほうがいいよ、
という意味でお話しくださいましたが、
真相の方は定かでありません。
ただ、中小企業の未払い残業代に手を付けるという話は、
前々から聞いていました。
これに対してどうするかは、しっかり対策を打てば、
問題ないかと思います。
もっと詳しく知りたい方は、
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さて、本題に戻しますが、
先の過払い請求に群がった弁護士事務所を
皆さんはどう見ています?
特に若い弁護士事務所が中心になって、
広告攻勢をかけていましたが、
すごい勢いでした。
某弁護士事務所は、
20億円位、広告宣伝費を使ったと聞きましたから、
尋常な額ではありません。
もしかしたら、某アパート仲介のFCと同じくらいの額だったのかも……。
これに比べれば、会計業界のお金の使い方は、
まだかわいいほうで、月額数百万円どまりのようです。
会計事務所紹介会社、新規会計事務所、先行組会計事務所と、
入り乱れてリスティング広告の入札を行っていますから、
会計業界だけが異様にリスティング広告費用が高騰している、
というのが実態のようです。
またまた、話がそれましたが、
こうした状況をどう思いますか?
私どもで行った中途採用の会社説明会に
多くの弁護士事務所出身者が混ざっていました。
「過払いバブル」の後は、人数を半分にした。
パート従業員をレイオフした。
なんて話がありましたが、
バブルのときに土地投機に奔走した不動産屋と
たいして変わらないのかなって思ってしまいます。
人間って不思議なもので、
熱中し始めると、いつまでもその状態が続くと
勘違いしてしまうんですね。
これ、人間というより、
「日本人は」と言ったほうがいいのかもしれませんが。
レンタルビデオ屋が昔、雨後の筍のように、
そこらじゅうにできた時代がありました。
カラオケボックスも、ワンルームマンションも同じです。
いずれ収まり、次の時代を迎えます。
今回は、最後の一番高いリスティング広告料に、お金を突っ込んだ人が、
ババを引くことになります。
もう、目の前に来ています。
さて、弁護士事務所の「過払い請求バブル」に学ぶことは何かと言うと、
事務所のミッションやビジョンが
明確でなかったのではないかと思っています。
事務所は、何のために存在しているのか、
自分たちは、社会に対して何を達成したいのか、
お客様に対して何を約束するのか、
といったようなことがないまま、
儲かりそうだというので突っ走ったんだと思います。
バブルの時代の建設会社、銀行、不動産屋……。
みんな最後はどうなりました!?
来年は、恐らくその兆候が見え始める時です。
もちろん、先回のメルマガで書きましたように、
「お金を、20万、30万とつぎ込めば、必ず結果は見えます」
それと同時に、
「未来の構築をしなければならないのです!!」
というのが、今回の「ビジョナリーサミット2012」のテーマです。
http://www.accs-c.co.jp/lp/visionarysummit2012/
参加すれば、
「あぁ、そうなのか!!」と、
目からウロコのことがたくさんあると思います。
今の皆さん方の考えや、未来について考える時間が取れるのは、
最高のきっかけだと思います。
現在の状況や何をすれば良いのかを、
前半「2012年7月 ある会計事務所の事件」
後半「会計事務所のシャッター通り」
のビデオでまとめましたので、ぜひご覧になってください。
http://www.accs-c.co.jp/lp/visionarysummit2012/index.html#pv
「ビジョナリーサミット2012」にご参加いただける方の特典として、
「会計事務所のマル秘マーケティングレポート」を差し上げます。
マーケット調査の分析結果や、覆面座談会など、
他では入手できない情報がたくさん載っています。
では、皆さんに会場でお会いするのを楽しみにしています。
ひろせでした。