福島原発の設計に携わった上原先生にご講演いただきました

2011年04月06日

皆さん、こんにちは。
今日は、上原春男先生(元佐賀大学長)の話を少しします。

本日、当社主催の「FANアライアンス情報交流会」で、
ご講演いただきました。

本日の夜は、
NHK、TBS、それに文芸春秋の取材を受けるそうです。
どこかでテレビに出るかもしれませんので、
注意しておいてください。

福島原発の早期解決について、インタビューに答えるそうです。

状況がもっと悪くなれば、
「東京にも住めなくなるかもしれない…」
ということを明言されました。
福島原発、まだまだ予断を許さない状況ですが、
そうならないことを願っています。

ちなみに、上原先生は、
福島原発の設計に携わっていたそうです。

今回の件では、放射能漏れを防ぐ方法について、
菅総理ともやりあって、枝野官房長官にも、
書面を寄せたとのこと。

上原先生は、エネルギー開発の研究をしていて、
20代にあの福島原発の設計に携わりました。
その後は、化石燃料はいずれなくなるし、
原発では問題があるということで、海洋温度差発電の研究を行い、
世界でもトップレベルの研究者になりました。

本日は、福島原発の早期解決の話と、
『成長の原理』について、お話をいただきました。

このメルマガで、
上原先生の魅力を簡単に書き表すことはできませんが、
私は、15年前に上原先生のお話を聞いていなかったら、
今の自分はなかったと思っています。

すごいのは、
国鉄の倒産、銀行の倒産、
大学の倒産、JALの倒産、
そして、今回の東電の行く末も
何年も前から言い当てていました。

なぜなのかを、お尋ねすると、
「企業成長の原理に反するからだ」と教えてくれました。

皆さま方の会計事務所業界は、
とても大変な時を迎えていますが、
上原先生の教えの原理原則を理解すれば、
必ず、みんながうらやましがる、
素晴らしい会計事務所をつくることができます。

成長の原理の一部をご紹介すると、

1. 自分の会計事務所を成長させるという信念を持つこと
2. 成長に対する明確な目標を持つこと
3. 大局的な視野を持つこと
 (業界の未来がどうあるのかを見据え、
  そこに向かって努力しなければ、結果が出ない)
4. リスクを背負う(高い目標に向かう)
5. 自主的に意思決定する(業界の悪い慣習にとらわれない)
6. 適正な利益を得る
7. 会計事務所は、種々の欲求を持った、人間の組織体であるということを理解する

これが成長の原理の一部です。

これからは、
福島原発の問題も含め大変な時代がきます。

こんなときに、
「ダメだ」「もうこれでいい」といったネガティブ思考を捨てて、
明確な目標をもって、企業や会計事務所を成長させなくては
ならないということを、改めて肝に銘じました。

上原先生の「上原『成長塾』」が、5月10日(火)から始まります。

絶対に、受けることをお勧めします。
これからの難局を乗り越えるための原理原則が、わかります。

上原先生に、原発の放射能漏れを防いでもらいたいと
本当に思いました。

こんな忙しいときに
「広瀬さんの依頼を断ることはできんでしょう」
と言っていただき、当社セミナールームで講演をしていただきました。
本当にありがとうございます。

ひろせでした。


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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。