難しいことをやる税理士は、儲からない!?
みなさん、こんにちは。
今日は、会計事務所がやる”コンサルティング”について考えてみたいと思います。
こんなことを書くと、叱られるかもしれませんが、
税理士さんは、難しいことをやろうとしすぎる気がします。
- 事業計画
- 民事再生
- M&A
- 業種特化
- 融資斡旋
- 人事サポート
もちろん、これを所長先生がやる分には良いのですが
10名そこそこの事務所では、なかなか継続できない。
事務所のスキルとして結びつくまでに、大変な苦労をしなければなりません。
そこが所長のジレンマになるわけですが……
収入の大半は、
記帳代行、経理指導、税務申告に頼っているのに……
中には、マーケティングの指導をやりたいと
一番難しい分野に意気込む人もいます。
考えてもらいたいのですが、
会計事務所へ依頼に来る人の大多数は、
「自分で経理資料がまとめられない」
「経理が分からない」
「申告ができない」
「税務署が怖い」
こんな感じではないのでしょうか?
競争過多のビジネスにおいて経営の原点は
「より親切に、どれだけお客様に目線を向けたか」
にあります。
サービス業で、評判になるところは、大概がこのたぐいで
「笑顔がいい」
「親切に話を聞いてくれた」
「困ったときに声がけしてくれた」
などが理由に上がります。
有名でお客さんをたくさん獲得できている事務所は、
この三つがあって、お客様からの信頼を勝ち得ています。
ではどうすればいいかと言うと、
もっとシンプルに、会計事務所経営を考えたらいいわけで、
「クライアントファースト」を原点に置けばいい。
つまり、いかにクライアントの利益を優先するかを考えればいいわけです。
利益って、
別に、経常利益のことでなく、
お客様が望んでいる、価値の提供のことです。
ところが、所長先生はもっと複雑で高尚なことの方が、
お客様受けすると勘違いして深掘りしていく。
上場を何度か手がけたことのある、会計士さんと同席した時に、
お客様に向かって、「ぜひ上場したほうがいいですよ!!」
と、押し売りのごとく勧めていたけど、
はたから見ていた私には、滑稽以外の何物でもなかった。
会計事務所は、世の中に遅れて、
バブルがはじけ、今まさに「顧問料破壊」の真っ只中にあるわけです。
そんなときは、良く状況を見据え、
顧客の要望に耳を傾け、そして周りよりちょっと先を行くくらいで、
十分に差別化ができると思います。
・シンプル
・ちょっと先
・職員にもできる
この三原則を、基本に据えて、
お客様の言葉に耳を傾ければ、自ずと道は開けてくる。
もっと具体的に、どうすれば儲かるのかという結論を、
会計事務所サミットでお話しします。
まだ、若干名、席がありますので、よろしかったら、
ご参加ください。
(Q-TAX会員向けですが、若干名ビジター枠を設けています)
第2回 会計事務所ビジョナリーサミット(Q-TAX特別情報交流会)
「会計事務所にシェール革命を実現する!!」
それと、阿比留先生のセミナー。
相変わらず、満席が続いています。
こちらもぜひご参加ください。
広告費0円で美容院・飲食店を毎月3件成約!ハイブリッド記帳代行の仕組みづくり
では、実りの秋。
久しぶりに、柿を食べたひろせでした。