アメリカで浸透した、クラウド会計サービス
みなさん、こんにちは。
今日は、クラウド導入と税理士の役割について、
お話しします。
その前に…。
「士業によるクラウド推進協会」が発足、
会計事務所の先生方と、クラウドを扱う企業の方が集まる
第1回の定例会が2月9日(月)にありました。
定例会では最新のクラウドツールの状況や
参加企業による商品の紹介がありました。
会計事務所の先生方にはクラウド導入に対する考えや
実際に使用されているクラウドツールの活用事例などを
お話しいただきました。
懇親会では、会計事務所の先生とベンダー企業様の間で
活発な名刺交換と情報交換が行われ
盛況のうちに終えることができました。
さて、アメリカで浸透したクラウド会計サービスの話に移ります。
アメリカではすでにさまざまな分野においてクラウドが
主流になりつつあります。
特にマイクロソフトやアマゾンといった
世界的IT企業が本拠地を構える西海岸シアトルでは
実に70%の事業体がなんらかのクラウドサービスを導入しており、
ビジネスのクラウド化は今後も拡大すると思われます。
もちろん会計分野においてもトレンドはクラウド化です。
なかには顧問のCPAがクラウド会計に対応していなかったので
他のCPAに替えたという事例もあり、これからの会計事務所にとって
クラウド会計サービスへの対応は必須と言えます。
所長先生はわざわざ事務所に出かけなくても、
顧問先のデータが見られるので、
自宅からいつでも仕事に関するさまざまな指示を出せます。
もちろん会計事務所では、どのパソコンからも
顧問先のデータにアクセスできます。
ペーパーレスで環境にやさしい事務所を構築できます。
一方、顧問先にはタブレットを1つ持って行ってもいいですし、
顧問先のパソコンからデータ入力もできます。
これからは月次決算から日次決算へと変わると思われますので、
その対応を今からクラウドシステムで構築するといいでしょう。
職員はどうでしょうか。
子育てのため、介護のためと退職された後も、
自宅で仕事に復帰できます。
これからは時間給ではなく、どれだけの成果を出したかで
報酬を支払う時代になると思います。
昔、多くの税理士さんの手によって、
中小零細企業に対するパソコンや専用オフコンの導入が、
一気に進みました。
これからのクラウド導入をけん引するのは、
税理士さんだと思っています。
ぜひ皆さんも一緒になって、クラウド化を推進しませんか?
ペーパーレスとフリーアドレスを積極的に進めている、
ひろせでした。