税理士法人トップ会計事務所の勝ち残りブランディング戦略とは?

2010年10月13日

「今は会計事務所同士の戦いです。
 何が強いのかを鮮明にするブランディングが必要」

そうおっしゃるのは税理士法人トップ会計事務所の
増山雅久先生。

ブランディングというと、なんだか漠然としていて、
何をしたらどんな効果があるのかわかりづらい、
というような印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。

例えば”リッツ・カールトン”と聞いて
皆さんはどのようなイメージや印象を抱きますか?
その答えが、リッツ・カールトンのブランドです。

しかし、それは一体どうやって
構築できるものなのでしょうか?

税理士法人トップ会計事務所では
ブランディングを、どのような具体的な戦術に
落とし込んでいるのでしょうか?

増山先生にお話しいただいた中から
いくつかご紹介します。

一つは、立地

「うちはエリア戦略をとっている。
 つまり、東京、神奈川で、
 例えばセブン-イレブンみたいに、
 『駅前にトップ会計があるんだ』と。
 だから駅前に出していく」

そしてもう一つは、

「質を求めていかないとこれからは勝てない」

例えば、ますます増えている会計事務所のコンペ。
そのなかで契約を勝ち取っていくには、
“質”という強みが欠かせないといいます。
そのために、税理士の人数を増やしているとのこと。
「税理士しか採用しない」と言います。

そして、コンサルに強いことを打ち出しています。
増山先生のホームページをご覧になったことがありますか?
ここでも、税理士法人トップ会計事務所の強みが
非常にわかりやすく訴求されています。

これらは増山先生の勝ち残り戦略です。

これからは、ブランディングという、
今までは会計事務所にはなじみの薄かった戦略が
ますます重要な効果を発揮するようになります。

その理由は、これからますます進んでいく
会計事務所業界の再編にあります。

今は8割ほどを占める
“とりあえず事務所をつくってやっている”というような
月次監査程度の一般的な会計事務所は、
淘汰されてなくなっていく
と言います。

10年後、勝ち残っているのは、
大規模なところか、
地域密着型の小規模なところか、
業種・業務特化を追求しているところ。

ですから、
そういった特色を創り出すと同時に、
鮮明に伝えていく必要があります。
これこそがブランディングです。

規模、立地、質、スピード、特化業務・業種、事務所自体…。
皆さんのところでは、
何をブランディングしていきますか?
その強みをどのように創り出していきますか?

そのためのノウハウや成功事例、ツールを
12月のビジネスフェアで手に入れてください。

業界再編を見据えた勝ち残り戦略と
成功事例の数々を東京と大阪で大公開します。
増山先生には、両会場の基調セミナーでご講演いただきます。
ぜひお越しください。

┌─────────────────────────────┐
├○ 会計事務所の業界再編が見えてくる!
│  「顧客拡大”実践”ビジネスフェア2010」
├○ 【12/2[木]東京、12/7[火]大阪】11/10まで入場料\5,000(税込)
└─────────────────────────────┘

(「広瀬元義のマーケティングレポート」編集部)

BOOKS著書BOOKS(著書)

PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。