「お客様を紹介してください」の一言か2ヵ月連続で3件ずつの顧問契約成立!
紹介を得るために必要なこと、
それは「お客様を紹介してください」と頼むことです。
しかし、その一言がなかなか言えないという税理士は少なくありません。
会う人会う人に「お客様を紹介してください」と頼むことで、
2ヵ月連続で3件ずつの新規顧客を獲得した、
粂野聡史先生に『税理士業界ニュース』編集部がお話をうかがいました。
粂野税理士事務所(大阪府藤井寺市) 粂野聡史氏 |
─粂野先生がFANアライアンスに加盟されて、はじめに着手したのは何ですか?
事務所のマーケティング戦略を再構築しました。というより、どのようにして新規拡大をしていけばいいのか、
交通整理したという感じですね。
整理したおかげで、マーケティング活動にスピードがつきました。
─具体的にはどのようなことですか?
ホームページの中身の見直しです。
自分の業務をきちんと原価計算して、料金一覧表を掲載しました。
地元では料金を明示している事務所が少ないので、差別化が図れました。
─料金表で差別化ですか。
そうですね。やはり、お客様が税理士を選ぶときに、
価格が大きな決定要素になるのは否めません。
ホームページ上で明示していることで、見た方は安心するでしょう。
─それと紹介の強化ですか?
はい。紹介ルートを見直してみました。
それと、会う人会う人に「お客様を紹介してください」と言うことにしました。
すると、翌月に3件、その翌月にも3件の紹介をいただき、
すべて成約しました。
─2ヵ月で6件獲得ですか。すごいですね。
「紹介してください」と言われた方も、税理士がお客様の紹介を求めていること自体知らなかったみたいです。
だから、逆に新鮮に感じられたのかもしれませんね。
─何事も言ってみるものですね。
そうですね。裏を返すと、
今までいかに紹介を頼んでいなかったか実感し、反省しております。
─ほかにはどのような方法で新規獲得をしていますか?
紹介会社を活用しています。
安い料金の案件も嫌がらずに引き受けると、私の場合、
月1件はコンスタントに紹介を受けられます。
最近はスカイプ等の便利なITツールがそろっているので、
効率的に業務を進められ、採算もとれますからね。
─今後やってみたいことは?
もともと整骨院に特化しており、
専門のWebサイトをつくって引き合いを増やそうと思います。
仕訳が少ないので、記帳代行業務から着実に行えば
確実な収入源になります。
それと、法人設立に関しても専門サイトを制作し、
新規獲得の間口を広げたいですね。
「紹介してください」と言うのは、一切お金がかかりません。
「ダメでもともと」くらいの気楽な感じで、
顧問先の方や知人等に頼んでみてはいかがでしょう。
一方、新規拡大にはある程度の費用が必要です。
粂野先生はFANアライアンスに加盟してから、
その点をご理解し、ホームページの整備などにしっかりと投資しています。
ほかにもFANビジネスカウンセリングのスキームを活用し、
いいと思ったことを積極的に取り入れて、
顧問先を増やす地盤を着々と築いています。
FANアライアンスのメンバーのなかには、
セミナー開催やWebマーケティング等を駆使して、
着実に顧問先を増やしている事務所がたくさんあります。
成功事例を共有できるのがFANアライアンスのメリットのひとつです。
粂野先生は数々の成功事例のなかから、
ご自分ができそうなものを選択し、実践されています。
中長期的にお客様が増え続ける事務所づくりをしたいという方に、
FANアライアンスはお勧めです。
ご興味のある方には、詳しくご説明いたしますので、
どうぞお気軽にお問い合わせください。