関与先が税理士を変えた理由とは?

2009年04月13日
「税理士を替えたいので紹介してください」
当社に電話やメールがたくさん来ますが、
とても驚いたことがありました。

「確定申告の時期は忙しいから、
いつもの担当じゃなく、パートを行かせたい」と、
ある税理士さんが言われたというんですね。
それを聞いた関与先の社長は
「月5万円も顧問料を払っているのだからパートでは嫌だよ!!」と、
当然の答えを返しました。

しかし、税理士さんは
「そうはいっても決まったことだから、社長のところだけ
これまで通りというわけにはいかない」と譲りません。

言い争いの末、関与先の社長さんは
「じゃあ、お宅なんかに頼まないよ!!」と、
10年お付き合いをした、税理士事務所を断ったそうですが、
なんかこれ変じゃありませんか?

確定申告の時期が忙しいのは、私も百も承知ですが、
なにも馬鹿正直に「パートに替えたい」なんて
言う必要ないんじゃないですかね…。
だって「私はパートです」って、
首からプラカードを提げているわけじゃないんですから。

私に言わせれば、
昭和タイプの会計事務所をやってるから、
そんな話し方しかできないんですね。
今のお客様が会計事務所を選ぶ基準は、
サービス業としての会計事務所なんですね。
そこのところをもう一度考え直してみたら、
きっと、お客様の満足の基準と言うものが見えてくるはずです…。

今回、関与先との関係構築だけでなく事務所内の活性化に
絶大な効果を発揮するTCC研修という
コミュニケーション研修教材を開発しましたので、
ぜひ、お問い合わせください。


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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。