2020年、あなたの事務所はどうなっていますか?

2011年01月05日

皆さん、こんにちは。広瀬元義です。
今年の目標を皆さんはどのように決めましたか?

結局、ビジネスの結果と言うのは、
1年前の決断の結果
にしか過ぎないのですね。

社員というのは、売上の結果が出なければ、
「何をやっていたんだ!!」って叱られる。

もちろん、叱らない上司や社長はいないでしよう。

ところが、考えてみてほしいのですが、
多くの会社や会計事務所では、社員は
1年前の方針を決めたときには参画できず、
結果が悪い時には怒られるんですから、理不尽なものです。
おまけに、給与を削られ、賞与もカット。

世の中の変化が少ない時は、
1年先の予測は経験値で立てられましたが、
3年先、5年先と言うと、
経験よりも大局的視野が必要になる。

ご存知のように、ここ2、3年は、
過去の経験が役立たなくなってきて、
1年先の予測もできなくなってきました。

それなのに多くの会計事務所では、
毎年同じような手の中で、職員の手に頼って、
「結果を出せ」と言う。

若い税理士事務所が、果敢にマーケットを攻め、
“年間に100件の顧問先を獲得した”などというのは、
むしろ、過去の成功体験を持たないからこそできたのです。

失敗や結果を、「仕組み」や「戦略」で解決するのが
所長や幹部の役割というものだし、
それを方針として発表するのが、経営計画発表会でしょう。

まだ、今年の方針を「言葉」にしていない、
あるいは、紙に「書きとめて」いないなら、
原点に立ち返って、大方針を書きとめなければなりません。

2020年のビジョニング。
あなたの事務所は、どうなっていたいですか?
思いの先にしか、未来は描けません。

今月18日(火)開催の「2011年新春感謝祭『顧客拡大実践交流会』」で、
2020年のビジョニングを行います。
(残席が8席になりました。お申込みはお早めにお願いいたします。
 お申込み時に満席となっておりましたら申し訳ございません)

ひろせでした。



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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。