「ボス」と「リーダー」、どっちが成長事務所?

2011年02月23日

皆さん、こんにちは。広瀬元義です。

今年も早いもので、すでに2月後半。
もう目の前に、春の気配が忍び寄ってきました。

昨年からゴルフに凝っていて、
今年はドローボールで平均250ヤードは飛ばしてみたいと思いながら、
春の日差しを心待ちにしています。

私は恵比寿にあるゴルフ教室に時々通っているんですが、
皆さんは、ゴルフシミュレーターを使って、
球を打ったことはありますか?

私はいくら頑張っても、せいぜい230ヤード。
気が向いたように240、50飛べばいい方です。

「どうせ、こんなシミュレーション機械なんて、
本番と違うから、大して飛ばないものなんだ」
って高をくくっていましたが…そうじゃないんですね。

先々週、私のコーチに、
「どれくらい飛ぶか見たいから、打ってみて」と
素振りなしで、3回連続で振ってもらいましたが、
な、な、なんと、全部270ヤード超え。
“脱帽”してしまいました。

その先生が、
「広瀬さんなら、アベレージで250目標でもいいんじゃないですか…?」
なんておだてるから、すっかりその気になって練習に励んでいます。

ということは、練習代を払って
売上に貢献しているということなんですが、
やはり、言葉の使い方や接し方で、人の対応が変わるものなんですね。


昔、「黙って俺について来い!!」なんて言葉がはやって、
人をぐいぐい引っ張ってリードするスタイルが主流でしたが、
今は、そんな人も少なくなりました。

二十世紀の初めに、
イギリスの高級百貨店「セルフリッジ」の創業者、
ハリー・ゴードン・セルフリッジが同様のことを言っていました。

「ボス」ではなく「リーダー」となることで成功を手にしたセルフリッジは、
幹部には2つのタイプがあると指摘します。


ボスは人を追い立てる。リーダーは人を導く。
ボスは権威を笠に着る。リーダーは志を訴える。
ボスは「私」と言う。リーダーは「われわれ」と言う。
ボスは失敗を叱責する。リーダーは失敗を克服させる。
ボスはノウハウを自分の胸に秘めておく。リーダーはノウハウを伝える。
ボスは「やれ」と言う。リーダーは「やろう」と言う。

─『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』(三笠書房)より引用


確定申告に突入しましたが、
皆さんは、「ボス」をやりますか?
それとも、「リーダー」をやりますか?

わかっちゃいるけど、
なかなかボスが抜けない、ひろせでした。

BOOKS著書BOOKS(著書)

PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。