「ボス」と「リーダー」、どっちが成長事務所?
皆さん、こんにちは。広瀬元義です。
今年も早いもので、すでに2月後半。
もう目の前に、春の気配が忍び寄ってきました。
昨年からゴルフに凝っていて、
今年はドローボールで平均250ヤードは飛ばしてみたいと思いながら、
春の日差しを心待ちにしています。
私は恵比寿にあるゴルフ教室に時々通っているんですが、
皆さんは、ゴルフシミュレーターを使って、
球を打ったことはありますか?
私はいくら頑張っても、せいぜい230ヤード。
気が向いたように240、50飛べばいい方です。
「どうせ、こんなシミュレーション機械なんて、
本番と違うから、大して飛ばないものなんだ」
って高をくくっていましたが…そうじゃないんですね。
先々週、私のコーチに、
「どれくらい飛ぶか見たいから、打ってみて」と
素振りなしで、3回連続で振ってもらいましたが、
な、な、なんと、全部270ヤード超え。
“脱帽”してしまいました。
その先生が、
「広瀬さんなら、アベレージで250目標でもいいんじゃないですか…?」
なんておだてるから、すっかりその気になって練習に励んでいます。
ということは、練習代を払って
売上に貢献しているということなんですが、
やはり、言葉の使い方や接し方で、人の対応が変わるものなんですね。
昔、「黙って俺について来い!!」なんて言葉がはやって、
人をぐいぐい引っ張ってリードするスタイルが主流でしたが、
今は、そんな人も少なくなりました。
二十世紀の初めに、
イギリスの高級百貨店「セルフリッジ」の創業者、
ハリー・ゴードン・セルフリッジが同様のことを言っていました。
「ボス」ではなく「リーダー」となることで成功を手にしたセルフリッジは、
幹部には2つのタイプがあると指摘します。
ボスは人を追い立てる。リーダーは人を導く。
ボスは権威を笠に着る。リーダーは志を訴える。
ボスは「私」と言う。リーダーは「われわれ」と言う。
ボスは失敗を叱責する。リーダーは失敗を克服させる。
ボスはノウハウを自分の胸に秘めておく。リーダーはノウハウを伝える。
ボスは「やれ」と言う。リーダーは「やろう」と言う。
─『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』(三笠書房)より引用
確定申告に突入しましたが、
皆さんは、「ボス」をやりますか?
それとも、「リーダー」をやりますか?
わかっちゃいるけど、
なかなかボスが抜けない、ひろせでした。