明けましておめでとうございます。

2013年01月05日

明けましておめでとうございます。

アックスコンサルティングの広瀬元義です。


2013年の会計業界の予測と、
私たちにお手伝いできることなどを、
簡単にお話ししたいと思います。


2012年は皆さんにとってどんな年でしたか?


税理士法改正から10年を迎え、
ここ2~3年は、特に大きく変化いたしました。


どの業界でも、変革は次のような手順で進みます。

1.競争の激化(税理士同士、外部からの参入)
2.お客様からの値下げ圧力
3.身内からの価格破壊者の登場


昨年は、一通りの価格競争にも底値感が見え、
少しずつ押し戻してきた感もあります。

競争をしたことのない業界で競争が始まると、
お互いやることはただ一つ、
「価格(顧問料)を下げる」というのが
差別化の常套手段となるのですが、
今年からは、そうはいきません。

なぜなら、みんなが仮に価格を下げれば、
お客様が選択の基準をなくしてしまうからです。

スティーブ・ジョブズがインタビューに応えて、
次のように話をしていました。

「情報が完全に過多になり、人々が日々受け取れる情報の量に
 圧倒されている世界では、ブランド(価値)がさらに重要になる。
 人々は、日常生活のすべての事柄について、選別している時間はない。
 ブランドはその選別を助けてくれる」

この言葉からもわかるように、ブランドあるいは価値というものを、
皆さま方は、いかにしてクライアントに伝えるかが、
2013年の重要なキーになります。


ご存知ない方も多いかもしれませんが、
Webマーケティングの一つであるリスティング広告の費用は、
会計業界だけが突出して異常な高騰を続けています。


私は、グーグルの本社(六本木ヒルズ)に行ったことがあります。

彼らは、ランチはすべてタダのようです。

会計事務所がみんなでその昼飯代を出しているとしたら、
なんだか、滑稽でなりません。

もちろん、もっと、原点に帰った健全な(言い方が変ですが)競争スタイルに戻し、
リスティング広告などの費用も、標準的な価格に戻す必要があります。


そのためには、会計事務所が「価格」だけではなく、
「価値やブランド」で選ばれる必要があります。


顧客視点に立った価値を創出するのが、2013年の命題かと思います。

私自身、また、アックスコンサルティングは、そこに注力し、
皆さま方に、新しいツールと仕組みを提供していきたいと思います。

今年の8月で、アックスコンサルティンググループは、
創業25周年を迎えます。
今年の夏には100名体制で皆さま方のサポートをしていきたいと思います。


今年一年、是非よろしくお願いいたします。

年頭にあたって、広瀬でした。


以下に、「危険な事務所」と「やらなければならないこと」について、
10分程度で、お話ししていますので、よろしかったらご覧ください。


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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。