宝くじに当たっても、自己破産する人

2013年04月19日

皆さん、こんにちは。
今日は、会計事務所ビジネスの成長についてお話しします。

ビジネスとは、皆さんが経済的に豊かになるためのツールだと思います。

昔は、金持ちの子供しか金持ちになれませんでした。
今は、いい時代です。

で、金持ちは二種類。

親の財産を引き継いだ人。
自分で、ビジネスを始めた人。

基本はこの二種類かと思います。

そこで、「ビジネスとは何か!?」

を、改めて考えてみたいと思います。

50円で仕入れたものを
100円で売れれば50円の儲けですが、
隣に80円で売る人が現れれば、
お客さんはそちらに行ってしまいます。

儲けなしでもいいからと言って、
55円で売る人が現れれば、
またお客さんは、そちらに行く可能性もあります。

いずれのビジネスも、
競争に巻き込まれた最初の段階では、
価格競争の中にとりこまれていきます。

誰かが「このままでは、
儲けなんかないじゃないか!!」って
言い始めて、
何らかの価値をつけて、儲けようと考えます。

会計業界は、今そんな時期に来ています。

でも、考えてみてほしいのですが、
皆さんが、今、身に着けているもの、
周りにあるもので、安さだけで購入しました、
という商品は、そんなにないことに気が付くと思います。

本日、弊社のセミナールームでは、マーケティング講座を開いています。
明日は、セールス講座を開催しますが、
朝から参加者の皆さんは、本気で取り組んでいます。

マーケティングは、お客様を呼び込むためのあらゆる手法であり、
セールスは、そのお客さんに、事務所の価値を伝え、
顧問契約に至るプロセスを言います。

で、会計事務所マーケティングにおいて、
新たな付加価値の提供って何??

って問い正すと、
いずれもが「経営分析」「経営計画」「節税対策」
などと、これまでの路線を外したがりませんが、
もっと違う視点から見てみると、いろんなアイデアも湧いてきます。

これは、マーケティング講座でお話ししていることですが、

会計事務所マーケティングで重要なことに次の5つがあります。

1.会計事務所のキャッチコピーを、明確にする
2.お客様に、価格の選択肢を与える
3.断れない、魅力的なフォローを見えるようする
4.ブランド構築(本、セミナー、情報配信)
5.新規開拓と既存顧客の両方に、コミュニケーションを取る

これが私が研修で教えていることですが、
いずれにしても、皆さんの会計事務所ビジネスを成功させなくてはなりません。

なぜなら、成功している経営者は、成功している人を好むからです。

さて、表題の宝くじの話。

ジャンボ宝くじに当たって、億単位のお金を手にしたのに、
なぜ、自己破産するのか?

ご存知の方も多いかと思いますが、
億単位のお金を手にしたのに、
意外と多くの方が、自己破産をしているようです。

なぜかというと、
お金を作る方法を知らないから、
保つ方法も知らなかったというわけです。

今、会計事務所は、お客さんを増やす方法と保つ方法を
学ばなければ、ビジネスにはならないし、
生活も豊かになりません。

営業やマーケティングの基礎をしっかり学べば、
面白いように、お客さんは増えていきます。


ぜひ、4月24日(水)東京開催、5月8日(水)大阪開催のセミナー
「お客様から”選ばれる”税理士になる秘訣」にお越しください。
すぐに役立つキーワードをお話しします。

ひろせでした。


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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。