「FinTech(フィンテック)革命がもたらす会計業界への影響」
みなさん、こんにちは広瀬元義です。
今日は、最近急速に注目を浴びてきた、
FinTech(フィンテック)革命の話を簡単にします。
FinTech革命は、
金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で
今、大きな盛り上がりを見せているし、
金融機関は、戦々恐々とこの流れをとらえています。
FinTech革命とは、
金融全般の仕事や勢力図がクラウドの技術によって、
大きく変わるということなのです。
それは金融機関だけでなく、
中小企業への影響も少なくはありません。
これからの会計事務所は、
「税務」だけではビジネスを伸ばしていくことはできません。
先日のエコノミスト、2016年1月12日特大号を読まれました??
『これじゃ食えない! 会計士・税理士・弁護士』
要は、税務だけでは食えなくなるのは、
目に見えている、ということですが、
フィンテックに触れていなかったのは、
とても残念です。
で、まず銀行の主な仕事は何かということをおさらいしますと、
「預金」「融資」そして「決済」です。
経理の人の仕事は、
お金を銀行に預ける。
お金を銀行から借りる。
そして、
買掛金の振り込みのため、銀行に振り込み決済に行く。
給与も、振り込み作業が伴います。
そしてこれらの取引データを記帳し
会計データとして入力する。
税理士さんは、
その結果を監査と称して、
チェック、確認するというのが一連の流れだったのではないでしょうか??
ネット銀行は、ご存知ですよね。
ジャパネット銀行、オリックス銀行、楽天銀行、
ソニー銀行、住友SBI銀行、じぶん銀行、大和ネクスト銀行
などたくさんあります。
昔と今で比べてみて、
経理マンの仕事も大きく変わってきました。
昔は、
銀行の長椅子で、
居眠りしている、経理担当者を多く見かけましたが、
今は決済事項はほとんどが、
ネットバンキングに頼っているのではないでしょうか??
もし、先生方の顧問先の経理担当者が、
銀行の長椅子で、居眠りしているようなら、
顧問先の経理の仕組みそのものを見直す必要があります。
みなさんが、
これから5年、10年と会計事務所の仕事を続けていくとしたら、
このFinTech革命を良く理解しないと、
顧問先のニーズに答えることはできません。
今FinTechの大きな波が向かってきています。
この波に乗るかどうかは、今から、みなさんが決めることができます。
そのための道具として、
クラウド会計ソフトCrewが絶対に必要なのです。
どう活用するのかを理解しなければなりません。
これまでの会計事務所では考えられなかった仕事が…
宝の山が埋まっています。
明日、会計事務所向けセミナ―の
弊社主催の「第12回新春感謝祭2016」で、何をどう考えればよいのか。
「FinTech革命がもたらす、会計業界への影響。
仕事の変化と価値創造」
という話をします。
まだ、席に若干の余裕があります。
ぜひお越しください。
技術の進歩にばかり目を奪われてはいけないし、
無視しても、時代の動向は読めない。
そんなことを考えていた、日曜日のひろせでした。