「現状は、そんなに悪くない」と思っていることが、一番の問題である

2012年05月31日

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皆さん、こんにちは。
今日は、「現状は、そんなに悪くない」と思っていることが、
一番の問題である、ということについてお話します。

今の状況はどうですか?
「最高だよ!!」
「最低だよ!!」
なんて、いろんな答えが返ってきそうですが、
ものは、とらえようです。

ある人にとっては、最高だと思えるものも、
ある人にとっては、最低に感じます。

ところが、チャンスは平等なのに、
結果は、不平等です。

それは、なぜかというと現状を直視し、
新たなビジョンを構築したかどうかにかかっているかと思います。

会計業界のビジジネスの大きな変化は、
三回ありました。

一度目は、会計事務所専用機の登場です。
昭和55年当時の、会計業界の産業革命です。

 

それまで多くの会計事務所は、
手書きで申告書を書いていました。

文明開化の波が押し寄せたのと一緒です。
OA(Office Automation)という言葉も流行りましたが、
今は昔です。

今年、平成生まれの新卒が、
8名入りましたが、ワープロという言葉も知りません(涙)

その当時、『コンピュータ会計』という言葉を、
名刺にすり込んだり、事務所のガラスに貼ったりして、
事務所のアピールをしました。

ちなみに、この当時までは会計事務所の方が、
コンピュータ化が早く、会計事務所専用機を使っていることが、
ひとつのステータスであり、差別化の道具にもなりました。

その当時、パソコンを購入する会計事務所は、
金のない若い税理士と相場は決まっていました。
ところが今は、パソコンソフトも扱えない会計事務所は
時代に取り残される結果になりました。

二度目の大変化は、昭和から平成にかけての土地高騰の時代です。

この時、資産税ブームに乗って、
多くの会計事務所が順風の中、事務所の規模を大きくしました。
今、日本で大きな事務所と言われているところの、
大半は、この時に基礎を作りました。

そして、今が三回目の大きな変革期です。

この変化にたどり着くのに、税理士法改正から、
10年かかりました。

今度の波は、一番大きな変化の波です。
なぜなら、これまでの変化は、社会情勢の変化による、
技術やノウハウの変化だったからです。

今度は、経営の基盤と経営手法そのものを変えなくては、
この変化の波を乗り越えることはできません。

営業
サービス
ノウハウ
組織作り
教育
マーケティング
Web環境
給与と評価
…….などなど経営そのものの革新です。

みなさんに、お聞きしました。
「現状は、いかがですか?」
すると
「そんなに、悪くない」と大半の人が言いました。

私は、そこですかさず言いました。
「現状そんなに悪くない、と思っていることが、一番悪いんですよ。
なぜなら、あなたの次なる行動を遅らせてしまいますから…」

そして私は、再度言いました。

「悪いか、悪くないか。
二つに一つの答えにしてください」と。

来週から二週間アメリカに出張します。
米国CPAのマーケティングサミットに出席するためです。
新しい情報とノウハウを学んできます。

だから、今週末も休みなしで、
仕事する予定のひろせでした。

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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。