私の長年の友人、CPAファームのマーケッターをご紹介します

2010年07月14日

先日のAAMサミットでは、私の長年の友人数人にも
1年ぶりに会ってきました。
そのうち2人をご紹介したいと思います。

トレイシー・クレバー・ウォーレンさん。
AAMの元会長の彼女と知り合ったのは、
もう8年ほど前のことでした。

今回、彼女が編集した本(上の写真)をもらいました。
『Bull’s Eye』という会計事務所マーケティングの集大成です。
米国公認会計士協会とAAMの共同出版で、
37人もの会計事務所マーケティングの有識者が執筆しています。

そして、サリー・グリックさん。
彼女とは一緒にマーケティングの研修DVDをつくり
当社から日本の税理士先生にご提供しています。

サリーさんも同じく、AAMの元会長、
そして有力な業界紙『Accounting Today』で3年連続で
「最も影響力のある100人」に選出されています。

トレイシーさんやサリーさんは、本当に楽しそうに
マーケティングをやっています。
AAMサミットに参加している、
全米のCPAファームのマーケッターたちも
自分たちの仕事がすごく大好きなんだという、
そういう雰囲気が漂っています。

日本では、”会計事務所マーケティング”と聞くと
何だか異質なもの、何か新しいものといった印象を
受けてしまう方がまだまだ多いように感じます。

これまでのやり方を全部変えて、
いろんな新しいことに
ゼロから着手しなきゃいけないんじゃないか、
すごくお金がかかるんじゃないか、
そういった心理的な抵抗のようなものを感じる方もいるようです。

結論から言いますと、それらは誤解です。
たくさんお金をかけて、大規模な広告宣伝をやったり、
市場調査をしたりということは、
数多くある手段の中のほんの一つや二つであって、
マーケティングそのものではありません。

会計事務所マーケティングとは
お客様に、あなたの事務所を選んでもらうための
すべての活動
のこと。

この視点から考えると、
実はすでにやっていることや、
すぐにでもできることがたくさんあることに気付きます。

非常に身近な例で言えば、電話応対もマーケティングです。
挨拶の仕方、名刺交換の仕方、受付の雰囲気、
問い合わせへの返答の早さ。
そういった普段の何気ない言動もマーケティングです。

というのは、それらはすべて
「私たちはこのような事務所ですよ」という
何らかのイメージをお客様に与え、
それがお客様が会計事務所を選ぶ時の判断基準になるからです。

こうやって考えていくと、
会計事務所マーケティングというのは、
何も新しい言葉ではない
ということがわかります。

では、具体的にどんな手法や手段があるのか?
今やっていることの何を見直したらいいのか?
すぐにでもできることは何か?

といった、実践的手法を凝縮してお伝えしているのが、
先ほどのサリーさんと一緒につくったDVDです。

サリーさんは、米国会計事務所マーケティングの
30年にわたる歴史をリードしてきた第一人者
です。

本DVDをご覧になった皆さんには
非常にご満足いただいています。
まだご覧になっていない方は、
ぜひ観ていただきたいと思います。

 ↓↓↓
「営業せずに関与先を増やす 米国CPAのマーケティング手法」
講師:サリー・グリック(Sally Glick)氏/Sobel&Co.共同経営者兼CGO
仕様:DVD1枚(約60分)※字幕スーパー、添付資料
定価:29,400円

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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。