マーケティングをやっても成果が上がらない理由
「成果が上がらない」
マーケティングをやっているなかで、
そんなときもありますよね。
その理由はなんでしょうか?
それを明らかにするには、
行ったことと、行わなかったことを
一つひとつ振り返ってみる必要があります。
そして、違うやり方で試してみます。
このトライ&エラーを繰り返して、
マーケティングの精度を上げていきます。
しかし、行動の部分をいくら変えても、
成果が上がらないこともあります。
その理由は、USPが違ったから、
あるいは、そもそも確立していなかったからです。
USPとは、独自のアピールポイントのこと。
(Unique Selling Propositionの略)
「私たちの事務所は、
あなたにこんな価値をもたらします。
こういった点で、他の事務所とは違います
(だから私たちを選んだ方が良いですよ)」
といった、
ターゲット(対象)顧客に伝えたいメッセージのことで、
すべてのマーケティング活動の基盤となります。
USPは、事務所自体についてはもちろんですが、
商品・サービスごとにも必要です。
「会計事務所マーケティング集中講座」に
参加された先生方には、実際に演習を通して、
USP確立方法を習得していただきました。
事務所に戻られてから、職員の皆さんと一緒に
もう一度、しっかり確立された方もいらっしゃると思います。
これがないと、
誰にどのようにアピールしていけばよいかが
不明のままスタートしてしまうことになるので、
うまくいきません。
投資した分、無駄になってしまいます。
USPをつくったことがない、
手順がわからないという方は、
まずは、次の5つの質問に答えてみてください。
- 理想とするターゲット(対象)顧客はどのような人ですか?
- 事務所の各サービス、あるいは組み合わせが解決できる顧客の問題、
悩み、不安、また実現できる将来像を書き出してください。 - 競合事務所・サービスに比べて、あなたの事務所・サービスが
勝っているものは何ですか? - 契約において顧客が抵抗を感じる理由は何ですか?
- 顧客にどのような印象を与えたいですか?
どうですか?
なかなか、すぐに答えが出るものではないですよね。
こういった質問について、
まずじっくり考えることが
USP確立の最初のステップです。
ぜひ取り組んでみてください。
他にも、質問がたくさんあり、
それらの答えを、USPとしてまとめていきます。
講座では、参加者の皆さんでUSPを共有するので、
「あ、それいいね」とか「なるほど」といった
気づきがたくさんあります。
「会計事務所マーケティング集中講座」では
USPのような、マーケティングの基盤となる
考え方や枠組みをたくさん公開しています。
次回は11月19日[金]・20[土]の2日間です。
早期割引もありますので、
ぜひ詳細をお問い合わせください。