マーケティングをやっても成果が上がらない理由

2010年09月01日

「成果が上がらない」

マーケティングをやっているなかで、
そんなときもありますよね。

その理由はなんでしょうか?

それを明らかにするには、
行ったことと、行わなかったことを
一つひとつ振り返ってみる必要があります。

そして、違うやり方で試してみます。
このトライ&エラーを繰り返して、
マーケティングの精度を上げていきます。

しかし、行動の部分をいくら変えても、
成果が上がらない
こともあります。

その理由は、USPが違ったから、
あるいは、そもそも確立していなかったから
です。

USPとは、独自のアピールポイントのこと。
(Unique Selling Propositionの略)

「私たちの事務所は、
 あなたにこんな価値をもたらします。
 こういった点で、他の事務所とは違います
 (だから私たちを選んだ方が良いですよ)」

といった、
ターゲット(対象)顧客に伝えたいメッセージのことで、
すべてのマーケティング活動の基盤となります。

USPは、事務所自体についてはもちろんですが、
商品・サービスごとにも必要です。

「会計事務所マーケティング集中講座」
参加された先生方には、実際に演習を通して、
USP確立方法を習得していただきました。

事務所に戻られてから、職員の皆さんと一緒に
もう一度、しっかり確立された方もいらっしゃると思います。

これがないと、
誰にどのようにアピールしていけばよいかが
不明のままスタートしてしまうことになるので、
うまくいきません。

投資した分、無駄になってしまいます。

USPをつくったことがない、
手順がわからないという方は、
まずは、次の5つの質問に答えてみてください。

  • 理想とするターゲット(対象)顧客はどのような人ですか?
  • 事務所の各サービス、あるいは組み合わせが解決できる顧客の問題、
    悩み、不安、また実現できる将来像を書き出してください。
  • 競合事務所・サービスに比べて、あなたの事務所・サービスが
    勝っているものは何ですか?
  • 契約において顧客が抵抗を感じる理由は何ですか?
  • 顧客にどのような印象を与えたいですか?

どうですか?
なかなか、すぐに答えが出るものではないですよね。

こういった質問について、
まずじっくり考えることが
USP確立の最初のステップです。

ぜひ取り組んでみてください。

他にも、質問がたくさんあり、
それらの答えを、USPとしてまとめていきます。

講座では、参加者の皆さんでUSPを共有するので、
「あ、それいいね」とか「なるほど」といった
気づきがたくさんあります。

「会計事務所マーケティング集中講座」では
USPのような、マーケティングの基盤となる
考え方や枠組みをたくさん公開しています。

次回は11月19日[金]・20[土]の2日間です。
早期割引もありますので、
ぜひ詳細をお問い合わせください。

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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。