それでも税理士は頑張らなければならないのだ!!

2011年03月23日

皆さん、こんにちは。広瀬元義です。
先週は、大変な時にもかかわらず、沖田豊明先生にご講演いただいた
「広大地の否認事例とグレーゾーンの税務調査事例」のセミナーに、
多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

先週は、椎木秀行先生からのメッセージをこのメルマガでご紹介しましたが、
今週は、YouTubeの動画と村上龍氏の文章をご紹介します。

以下のサイト、とても元気が出ました。
今朝、社員と一緒に見ました。

都内の学生二人が作ったこんな映像がありました。
「東北地方太平洋沖地震 私たちにいまできること」
【動画はこちら】

また、以下は、今回の原発事故を
わかりやすくアニメ化したものです。
【動画はこちら】

そして、最後に、村上龍氏の文章を紹介します。
これを読んで、逃げないで、頑張っていかなければと思いました。
税理士さんも、国家の根幹である”税金”のプロとして、
頑張らなければならないし、
「頑張れ―!」ってエールを送ります。

ひろせでした。

* * * * * * * *

―略―

日本人は元来”集団”のルールを信頼し、
逆境においては、速やかに協力体制を組織することに
優れているといわれてきた。
それがいま証明されている。
勇猛果敢な復興および救助活動は休みなく続けられ、略奪も起きていない。

しかし集団の目の届かないところでは、我々は自己中心になる。
まるで体制に反逆するかのように。そしてそれは実際に起こっている。
米やパン、水といった必需品がスーパーの棚から消えた。
ガソリンスタンドは枯渇状態だ。
品薄状態へのパニックが一時的な買いだめを引き起こしている。
集団への忠誠心は試練のときを迎えている。

現時点での最大の不安は福島の原発だ。
情報は混乱し、相違している。
スリーマイル島の事故より悪い状態だが
チェルノブイリよりはましだという説もあれば、
放射線ヨードを含んだ風が東京に飛んできているので屋内退避して
ヨウ素を含む海藻を食べれば放射能の吸収度が抑えられるという説もある。
そして、アメリカの友人は西へ逃げろと忠告してきた。

東京を離れる人も多いが、残る人も多い。
彼らは「仕事があるから」という。
「友達もいるし、ペットもいる」、
他にも「チェルノブイリのような壊滅的な状態になっても、
福島は東京から170マイルも離れているから大丈夫だ」という人もいる。

私の両親は東京より西にある九州にいるが、
私はそこに避難するつもりはない。
家族や友人、被災した人々とここに残りたい。
残って、彼らを勇気づけたい。彼らが私に勇気をくれているように。

今この時点で、私は新宿のホテルの一室で
決心したスタンスを守るつもりでいる。
私よりも専門知識の高いソースからの発表、
特にインターネットで読んだ科学者や医者、技術者の情報を信じる。
彼らの意見や分析はニュースではあまり取り上げられないが、
情報は冷静かつ客観的で、正確であり、なによりも信じるに値する。

私が10年前に書いた小説には、中学生が国会でスピーチする場面がある。
「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。
だが、希望だけがない」と。

今は逆のことが起きている。
難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。
東京も物や電力が不足している。
生活そのものが脅かされており、政府や電力会社は対応が遅れている。

だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。
大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。
だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。
だから私は信じていく。

―村上龍氏のニューヨーク・タイムズへの寄稿文
 3月18日に『Time Out Tokyo』に掲載された翻訳文を一部抜粋
3月18日に『Time Out Tokyo』に掲載された翻訳文全文はこちら
3月16日に『The New York Times』に掲載された原文はこちら

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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。