「天国と地獄」組み合わせで変わる!!
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皆さん、こんにちは。
今日は、組み合わせの話をします。
昔、ワシントン大学で開催されていた
会計事務所のビジネス講座を受講したことがあります。
卒業式の日に、私の友人のジェームス・ラッドさん(CPA)が
「天国と地獄」という面白い話をしました。
「皆さん、天国はこんなところです….(*^_^*)」
「アメリカの家に住み
日本人の妻をもらい
ドイツ製の車に乗って
中国人のコックを雇い
イギリス人の警察のいるところで暮らすことです」
この話を聞きながら、一同は、
まあ、そんなものかと、ほぼほぼ理解。
「では次に、地獄を紹介します….(;一_一)」
「日本の家に住み
アメリカ人の妻をもらい
中国製の車に乗って
イギリス人のコックを雇って
ドイツ人の警察のいるところで暮らすことです」
この話を聞いた瞬間、
一同は、大爆笑。
組み合わせ一つで、
天国にもなれば、地獄にもなる。
将棋の世界でも、
「手順前後」というのがあって、
指す順番が違うと、詰められたはずの勝ち将棋も
詰まなくなるということですが、
いかがでしょうか。
ますます、競争が激化していくなかで、
あれこれとやらなければならないことが
山積みされていませんか?
その時、考えることは、
会計事務所の基本的役割です。
敵を見るより、お客様を見て、最終判断を下すといいですよ。
だって、最後はお客様に選ばれた会計事務所だけが残るんですから…。
ところで、先週のメルマガ。
JALの会計監査に従事していた会計士が100人だった、
との説はどうなのでしょうか?
と、関東のT先生からメールをいただきました。
ありがとうございます。
JALリストラと、会計士の大量首切り、
そして、税理士業界への仕事替え…。
ちょっと短絡的すぎる構図に見えました。
舌足らずで、ごめんなさい。
実際に携わっていた会計士は、
15人前後じゃないかというご指摘を受けました。
周辺情報を調べてみましたら、
15人というのが妥当だけれど、
JALグループ全体もいれて、周りで補佐した人間も入れると
100人近くになるかもしれないという話もありました。
確かめるために、新日本監査法人の広報に
2010年3月当時のJALの監査人数について取材してみましたが、
「公認会計士法に規定されている守秘義務により、
特定クライアントの情報の公開はできません」とのことでした。
それと、リストラは、リーマン後の不況による
監査報酬の減少が起因しているとのお話も抜けていました。
で、お話の趣旨は、
「会計士が、税理士事務所のマーケットを奪いに来る」
ということでした。
皆さんのなかに、
「会計士は、税務なんかよくわかっていないし、
大手監査法人勤めの経験なんか、税理士にとって怖くない!!」
って、高をくくっている人はいませんか?
最近、
私のところに、大手監査法人出身の会計士さんが、
開業相談にやってきます。
5年後には、怖い相手になるかも…。
ひろせでした。