昭和型経営の会計事務所が危ない!!
【テレビCM全国放映!】 会計事務所の全国フランチャイズチェーン Q-TAX(R)
皆さん、こんにちは。
今日は、
「『昭和型経営』を続けている会計事務所は危ない!!」
というお話をします。
特に、危ないのは、5千万円以上から
1億円前後の売上を上げている会計事務所です。
職員数が15名以下で、
15年以上経営している会計事務所も同じです。
この事務所の典型は、
新規開拓の90%以上を所長が行い、
みんなに仕事を分け与えるスタイルです。
所長が何か言ってもなかなか意見が出ない。
新しいアイデアもなければ、
仕事やお客様を増やそうという発想自体がない。
こういう事務所が、昨年くらいから、
売上が横ばいか、やや下がり始めてきました。
さあ大変だ、ということで
突然職員にハッパをかけたところで、
彼らは分け与えられたものを処理するのが仕事だと思っているから、
ちょっとやそっとでは、動いてくれません。
こうした昭和タイプの事務所の典型は、
1.営業なんかしなくてもお客さんは増える
2.お客さんを積極的に増やさなくても、食っていける
3.顧問先からの紹介があるから大丈夫だ
4.顧問料は、毎年少しづつ上がる
5.職員には、処理する仕事しか教えていない
皆さんの事務所はいかがですか?
この手の事務所が何も手を打たなければ、
確実に、3年から5年で売上は半分以下に落ち込みます。
もう、顧問料は上がりません。
この20年で、中小企業は20%以上減って、
350万社くらいになりました。
1986年に、税理士一人あたり113社の企業があったのに、
2006年では、税理士一人あたり、61社に減りました。
※こうした業界を俯瞰するさまざまなデータは
「2012 会計事務所の経営白書」に掲載しています
税理士以外に、会計士や他の士業も、
おいしそうな業界だからと、参入してきました。
競争相手は増える一方です。
こんな中、どうすればいいかをお話します。
二つに一つです。
所長が、覚悟を決めることです。
いやなことを言いますが、
「潰すか」
「大きくするか」
二つに一つの選択をし、決断することです。
何も決断しないのは、
何もやらないのと同じです。
昨年、2代目で、
5人くらいの職員がいた50歳前後の税理士さん。
自分で大きくすることをあきらめ、
M&Aで他の事務所に吸収されました。
ご自分が、
事務所を始めたころを思い出してみてください。
まだ、お客様が少なかったころを思い出してみてください。
しゃかりきになって、頑張ったはずです。
15年以上前、
アメリカの会計事務所で同じことが起きました。
彼らは、
必死になって、二つのことに時間を割きました。
一つは、職員と時間を多く共有すること。
もう一つは、お客様と必ずランチをすること。
(アメリカでは、夜、一緒に食事に行くより、お昼を食べる方が多い)
そして、これまでの仕組みややり方を本気になって見直しました。
で、この話の私の結論は、
「やるしかない」ということだけです。
決断するから道が見えるんですね。
人はよく、
どうすればうまくいくか教えてくれれば、
一生懸命やるんだけど…。
なんて言います。
そうじゃないんですよね。
決断するから道が見えるんですよね。
決断の先にしか未来は見つからないんですよね。
とても厳しい経営環境ですが、
アックスは、全力で税理士先生を応援します。
ひろせでした。