疾風の如く駆け抜けた、若手税理士
★入場無料★昨年の平均新規獲得数57件!そのワケに斬り込みます!
成功事例公開パネルディスカッションは5月のフェアで
皆さん、こんにちは。
今日は「疾風の如く駆け抜けた若手税理士」の話をします。
先にも一度取り上げましたが、
弊社発刊の『THE 会計事務所経営』に登場した若手税理士。
彼らの平均年齢は34歳。
28歳から38歳の税理士で、昨年の新規獲得件数、平均57件。
開業年数は平均4.8年。
一番顧客獲得件数の多い税理士さんは、年間101件の黒川先生。
ちなみに黒川先生は、まだ33歳。
今年もすでに、60件の新規案件を獲得したとか!?
そして、皆さんの10年後の目標売上の合計は、
79億円というから恐れ入ります…(・・;)
この7人の若手税理士は、いずれも弊社の税理士ネットワークである
FANアライアンスかQ-TAXに入られているので嬉しい限りです。
5月に開催する「クラウド会計ビジネスフェア」で、
その秘密に迫ってみますので、ぜひご参加ください。
(東京開催5/10(木)、名古屋開催5/15(火)、大阪開催5/17(木))
ところで、こうした現象を、客観的に評価してみたいのですが、
いかがでしょうか?
会計業界は今どんな状況にあるのでしょうか?
どうしても最先端の若手税理士の行動だけにとらわれがちですが、
実は、これからが本当に、顧客争奪の本番を迎えます。
その戦いは一年でほぼ決着がつき、
新しい時代へと雪崩うっていくと、予想しています。
どういうことかというと、
4%の集団が、疾風の如くマーケットを蹴散らしていきました。
お客様もそこに集中しました。
それが昨年までです。
価格競争も先が見えてきました。
今年は、大本隊がこれに合流して、大混戦になっていきます。
2:6:2 (ニー:ロク:ニ)
なんて言葉、ご存知かと思います。
20%の先端者。
60%の追随者。
そして、20%の脱落者。
この先端者も、2:6:2に分けると、
4%の最先端者によって、市場競争が形作られたことになります。
つまり、会計業界は、
4%:56%:40%
4%の最先端と、56%追随組と、40%の消滅組に分けられます。
60歳以上の税理士が過半数を超える税理士業界では、
40%の消滅組は、仕方のないことかと思います。
消滅とは、突然倒産するということではなく、
徐々に徐々に10年くらいの年月をかけて消滅していきます。
で、今日の話、ここからが本題ですので、
よく理解してほしいと思いますが、
縦に長~~い日本列島を頭に思い浮かべながら、続きを読んでください。
最先端から消滅組までの競争は、日本列島のように縦に、
う~~~んと長くつながっているのです。
先端組が北海道の函館あたりだとすると、
大本隊が、青森から山陰地方あたりまで縦に延びています。
いろんなことを、最先端の人と比べがちですが、
60%の人は確実に生き残るし、
そこに遅れさえしなければ、良いのです。
多くの皆さんが競争する相手は、
大本隊の56%の人たちです。
したがって、嘆くこともないし、諦めることもありません。
なぜなら、この競争、
やっと大本隊の一部が、競争の入口に入りかけた程度ですから。
先端者ばかり見ないで周りを見てください。
これまでは、自分の事務所の方針とお客様の動向だけを、
見ていればよかったのですが、
これからは競争相手も見なければなりません。
これは、大前研一が10年以上前に書いた本に出てくる、
「3C」です。(Company、Customer、Competitor)
競争は熾烈なものですが、
一歩先を行けばいいので、一つひとついろんなマーケティング手法を、
取り入れればいいかと思います。
ぜひ、クラウド会計ビジネスフェアでお確かめください。
今週も真面目な話のひろせでした。