税理士事務所のフリーレント!?
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皆さん、こんにちは。
今日は、「税理士事務所のフリーレント」についてお話します。
さて、皆さんの事務所に
新規のお客様から問い合わせが来ました。
「ホームページを見たんだけど、お伺いしていいですか?」
社長と会ってみると、まだ若い。
30代前半。
Webデザインの会社。
社員は5、6人いて、前向きな様子。
どうも、今の会計事務所の先生は良い人なんだけど、
Web系に弱く、メールをしても、すぐに返ってこないので、
先々を考えて、税理士を変えようかと思案中とのこと。
まだ、はっきりと意思は固まっていない。
今の税理士さんとの付き合いは、3年。
年間顧問料は、60万円。
月額4万円の顧問料に、決算料は12万円とのこと。
弥生会計を使ってるし、経理のパートさんもいるらしい。
その上、今の顧問料で良いというありがたいお言葉。
つい、顔がほころんでしまう。…..!(^^)!
ここまで聞いて、何とか顧問契約に持ち込みたいものだと、
心は躍るが、「焦って逃がしてはならないので」
少し、事務所の自慢話と、お客さんにWeb制作会社もいるので、
事情はよくわかっています、
と、強調!!!
若い社長も乗り気で、ぜひお願いしようかと前かがみになって話を聞いてくれる。
どうも、今の税理士さんとは、ほとんど話をしたことがない様子。
さて、顧問契約に持ち込みたいところだが、
肝心の決算月を聞くのを忘れていました。
「決算は6月なので、今の税理士さんに今期の決算申告をやってもらって、
2ヵ月後の7月に、顧問契約をお願いするということでいいですか?」
と若い社長。
さて、ここで問題です。
あなたなら次の回答のうち、どれを選びますか?
1.
よくわかりました。
今の先生との関係も気になるので、今の先生にお断りして、再度来てください。
2.
了解しました。
今の先生に、決算申告をやってもらって、7月になったらまた来てください。
3.
了解しました。
今期の決算も気になるので、今月から顧問契約をしましよう。
さて、答えは「3」です。
「1」は昭和タイプです。この手の先生がまだいるのには、驚きます。
「2」は、最悪のパターンで、「今度とお化けは出ない」ものだと思ってください。
さて、「3」番で、お客さんに迫ってみました。
すると、若い社長が困った顔で、
「顧問料が、二重にかかるのは、ちょっと厳しいんですが…」
はい、この答えを引き出せれば、素晴らしいコミュニケーション術です。
そこで、次のように言ってください。
「決算申告は、今の先生にお願いしてください。
今期も利益が出ているということなので、
気になることがあったら、確認の意味で質問を、いくらしてもいいですよ。
それで6月いっぱいまでは、顧問料はフリーということで顧問契約をします」
「え、いいんですか?」
と社長。
「ただ、アドバイスをするにも、責任が伴うので、
本日、顧問契約にサインしていただけますか?
それであれば、問題ありません」
こんな感じで、たくさん顧問契約をしている先生がいます。
ちなみに、
フリーレントの申し出は、「二重にかかるのはちょっと….」
という答えを引き出すまでは、言ってはダメです。
契約率の高い税理士さんは、、
ほぼ初回の訪問時に顧問契約をもらっています。
どうですか?
少しは参考になりました?
フリーレントは、事務所やマンションなどを借りるときに、
何ヵ月か家賃をタダにしてもらうことですが、
会計事務所も同じように、やってみるといいですよ。
ひろせでした。