金融の仲介屋さんて知ってますか?
みなさんこんにちは。
今、テキサスのダラスに来ています。
昔、ダラスは、ケネディの暗殺で有名になった町でした。
最近は、ダルビッシュの活躍するテキサス・レンジャーズで
知られているかと思います。
今週末のワシントン大学と共催のCPAツアーに先駆けて、
ダラスの不動産ビジネスで成功した友人に伴って、
一足先にアメリカ入りしています。
アメリカに来ると、ニーズに伴っていろいろなビジネスが
発展しているのに驚かされます。
まさに、タイムマシンで未来に来た感があります。
そして、その一つである金融の仲介屋さん「HFF」を訪問したので
仕事内容についてお話しします。
私の友人が、かなりのまとまったお金を借り入れるために
訪問したわけなのですが、
友人は、過去何度も利用していて、不動産ビジネスで借入をする場合、
この手の金融の仲介屋さんを利用するケースが、ほとんどとのこと。
いずれ日本でもこの手のビジネスが始まることと思いますし、
不動産に強い税理士さんの、将来のビジネスでもあるかと思います。
普通の人がマンションを建てようと思って、お金を借りる場合
近くの銀行に行って、金利を聞いて、ちょっと交渉して
とりあえずその銀行で借り入れするのがせいぜいですが、
アメリカの不動産投資家は、金融の仲介屋さんを利用します。
要は、自分の代わりに銀行と交渉して、
借入額や金利を有利にしてくれるわけですが、
この交渉は、経験、情報量、そして物件価値の未来予測などの
分析にあるかと思います。
金融のプロであり、不動産のプロでなければ、この仕事は務まりません。
今や全米で20のオフィスがあり、従業員が500人、
スタートは不動産ビジネスとのことです。
借り入れのために、銀行交渉をしたり、不動産価値を高めたりしているうちに
このビジネスが生まれたといいました。
手数料は、ローン金額の1%を借主からもらうそうですが、
それでも十分にその価値がありそうです。
12ミリオン(約12億円)までは、1%の手数料で
それ以上になると、手数料も上がってくるそうです。
これは、HFFのマークです。
興味のある人は、Webで確認してみてはいかがでしょうか?
話は変わりまして、
最新の「税理士業界ニュース」を発行しました。
そこの中で、アメリカのCPAについて、私が解説をしています。
それを見ると、今起きているアメリカの現状から
日本の未来を垣間見ることができると思います。
ぜひ、ご覧になってください。
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明日はシアトルで、弁護士の友人に会う予定です。
それでは、時差ボケで夜中にメルマガを書いているひろせでした。
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