これからの業界再編を勝ち残るためのキーワードとは？

皆さん、こんにちは。広瀬元義です。
昨日は新春感謝祭を開催いたしました。

恒例の平川忠雄先生による税制改正のポイント解説の後、
今年は税理士法人アップパートナーズ代表の
菅拓摩先生にお越しいだだき、
九州一の会計事務所をつくり上げた戦略を公開いただきました。

そして、当社パートナー事務所様の顧客拡大成功事例の発表、
新たなネットワーク発足のお知らせ、
賀詞交歓会と、大盛況のうちに幕を閉じました。

定員の160名を超える方々のご参加を賜り、
誠にありがとうございます。

私は「会計業界を取り巻く大きな変動の中でとるべき戦略とは!?」と題して、
アメリカとの対比で、日本の会計業界を激動させている変化の波と
勝ち残り戦略についてお話ししました。

これからのキーワードは「ネットワークと共生」。
戦う相手が増えるだけでなく、多様化している今、
一事務所の力で生き残るのは難しくなってきています。

強固なネットワークを活用し、共生の道を探ることが
10年後、20年後も繁栄する事務所づくりにつながります。

この変化の波というのは、
逃げ遅れる者を喰らいつくし、
変化が終わるまで、止まることを知りません。

これについて、以前アメリカのＣＰＡから聞いた話があります。
熊に襲われた2人のＣＰＡの寓話です。

森の中を、2人のＣＰＡが歩いていると、
突然森の中から熊が現れました。
熊は、両腕を大きく広げ、今にも襲いかかろうとしています。

それを見ると、1人のＣＰＡは、突然腰をかがめ、
靴の紐をしっかりと結び直し始めました。

「なにやってんだ!?」
もう1人のＣＰＡが怪訝そうに聞きます。

「いや、君より早く逃げればいいんだから…」

変化の波は、逃げ遅れた者を
喰らうということを、忘れないでください。
あなたの今日の決断が、10年後の事務所をつくるのです。

ひろせでした。