時代が変わったって、本気で感じさせてくれた阿比留一裕先生。

2013年08月09日

みなさん、こんにちは。
今日は、公認会計士の阿比留一裕先生についてお話しします。

阿比留先生と弊社で、ハイブリット記帳パッケージを開発しまして
このセミナーを7月に開催したところ、東京、名古屋、大阪ともに大盛況でした。
8月も開催いたしますが、東京、大阪はキャンセル待ちとのこと。

仕組みとしては、美容院に的を絞ってお客さんを獲得しようという、
弊社で展開しているQ-TAXのシステムの一つです。
ここでは、開発した阿比留先生の話をします。


年齢は33歳。
いつも、講演のときはジャケットの袖をまくって、
ジャニーズ風に恰好良く、髪型も前髪を長く落として、
昔でいうと、ハンサム。今でいうと、イケメンという部類ですか…。

会計士の資格を大阪大学在学中の22歳で取得し
中央青山監査法人(当時)に入所、5年勤め
その後2年間、地方銀行の本部部門勤務を経て、
2009年、税理士法人を設立し独立。

お父さんは、長崎で税理士事務所を開いていて
ご自身は、福岡の天神で事務所を開業。
※今年の5月に中州へ移転されました

まあ、こうした経歴の方は、大概がコンサルティングをやろうと、
中堅企業にターゲットを絞るわけなんですが、
阿比留先生はなんと、美容院に的を絞り、
記帳代行を始めました。

公認会計士の資格を持って、監査法人にまで勤めた人の発想じゃないな、
と思ったけど、やり方はすごくシンプル。
講演にお越しいただければ、大枠が把握できます。

阿比留先生が単なる職人じゃなくて、経営者だなと思わせてくれた
エピソードを一つ披露しますと…。


何でも、美容院と記帳に的を絞ったところまではいいのですが、
一つ問題があって、阿比留先生はご自身で入力をしたことがないから、
どれくらいの早さで打てばいいのか、皆目見当が付かない。

普通の職人先生なら、自分で入力してみて、
「こんな風にやりなさい」と指導するところですが、
な、な、なんと阿比留先生、お父さんの事務所に行って、
ベテランで最もキーパンチの速い職員の方の手元を
ビデオに収めて来て、それを自分の事務所のパートさんに見せて、
「さあ、これくらいの速さで入力できるように、頑張りなさい」
と、言ったそうですが、なかなか戦後世代の私には考えも及びません。


まだまだ、いろいろなエピソードがありますが、
時代が変わったということを感じるし、
職人先生と経営者先生の違いが良くわかりました。

まず、自分のやりたいことを絞って、

  • 誰に
  • 何を売って
  • 誰と競争して
  • どう儲けるのか
  • を考えなくてはならない時代になりました。

    出先でiPadの電池がなくなり、
    車で充電しながら、このメルマガを書いている、ひろせでした。

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    広瀬元義
    株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。