新規顧客のうち、70%の社長は「初めて税理士を探す人」でした。

2013年08月02日

みなさん、こんにちは。
今日は、新設法人の社長への対応でお話をしてみたいと思います。

「税理士を探してください」という問い合わせについて
最近のデータから、次のことが分かりました。

全体の中の約70%は、初めて税理士を探す人でした。

起業した社長や個人事業主がほとんどです。
問い合わせのきっかけや、内容を公開します。

【経理の状況別ニーズ】

マークが特筆すべきデータです。

税理士さんへの要望を分類してみると…

1.手つかず(何もしていない) ・・・ 50%
 とにかく申告を手伝ってほしい —— 60%
  経理からすべて丸投げしたい  —— 25%
  漠然とした相談        —— 10%
  業界に詳しい人、融資希望   ——  5%

このクラスの人、つまり何もしていない人は、
申告時期になって、あわてて税理士さんを探すケースが多いので、
当たり前だけど全部やってあげないとだめだということですね。
会計事務所主導で、「大丈夫ですよ、全部お任せください」ってパターンですね。

2.とりあえず自計化している人・・・30%
  とにかく申告を手伝ってほしい —— 30%
 経理からすべて丸投げしたい  —— 30%
 節税相談           —— 30%
  その他            —— 10%

とりあえず自計化してみたものの、
やはりうまくいかなかったという人の場合は、
経理から丸投げになるし、うまくいってると思っている人
(実際には間違いもあるけど…それは置いといて…)には、
節税相談を前提にお話をしてください。

また、ある程度数字を理解しているため、
ニーズが数字を元にした経営相談や節税といった高度なものになるケースも多いです。

3.手書きの人  ・・・17%
  とにかく申告を手伝ってほしい  —– 50%
  丸投げ             —–  0%
 経理相談            —– 50%

帳簿が手書きの人で、情報量が少ない人は、「申告の手伝い」のご相談が多いです。
自分で何とかやっていきたいと思っているので、
自分でもっとうまく経理をやるにはどうすればいいのか…そんな相談が多いようです。


この人たちは、経理の方法やチェックへのニーズが高く、
根底に経理をアウトソーシングするといった発想自体がないので、
そのあたりをうまくニーズ喚起すれば、
もっとうまく仕事につなげられるのではないかと思いました。

ま、こんな感じです。
たまには、このような数字もいいかな、と思って載せましたが、
これは弊社の極秘数字ですので、ご内密に….(笑)。


さて、わたくし「広瀬元義」のサイトが新しくなり、
また、会計事務所経営研究会サイトにフリー版ができました。
ぜひご覧ください。

広瀬元義ドットコム

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そろそろ夏休みの計画を立て始めた、ひろせでした。

….と言っても、どこかに行くのではなく、
毎年夏の時期は、本の構想を練っているか、読書三昧です。

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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。