2014年に、会計士が大挙して、税理士の仕事を奪いに来る!?
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皆さん、こんにちは。
今日は、今後の会計士業界の動向を予見してみます。
3.11の大地震から早くも半年。地震の後の原発事故。
まだまだ、決着がつかないのがとっても気がかりです。
福島原発は、東京電力が運営をしていますが、
原発事故での補償額は莫大なものになると、
誰もが想像できることかと思います。
その補償によって東京電力は、
上場の維持どころか、会社としてももたない可能性が大きく、
もし東電がつぶれた場合、どうなると思います?
実は、多大なる影響を受ける会社が2社あって、
一つは、日立、もうひとつは東芝なんですね。
実はこの話、
佐賀大学元学長の上原春男先生の受け売りなのですが、
「東電がだめになれば、日立も東芝も下手すれば、つぶれますよ!!」
って、話してくれました。
この福島原発大事故が、会計業界に与える影響が、
とても大きいので、今から準備しておく必要がある、
というのが今日の本題なんです。
この3社。
つまり、東電、日立、東芝には、
共通していることがあって、監査を行っているのが、
実は、すべて「新日本監査法人」なんですね。
思い起こせば、2010年10月に、
400人の会計士のリストラをしたニュースは、
記憶に新しいところかと思いますが、これも新日本監査法人でした。
実は、2010年の3月に上場を廃止したJALも
新日本監査法人のクライアントでした。
情報元は定かではありませんが
聞いた話によると
JALの監査をしていた会計士が宙ぶらりんになった結果、
前代未聞の監査法人のリストラとなった訳です。
つまり、JAL1社が引き金になって400人の会計士のリストラ。
では、上記3社がつぶれるか新日本の監査から外れたらどうなるか!?
新日本の会計士は2,685名。会計士試験合格者(昔でいう会計士補)が1,786名。
このうち何名の監査業務がなくなるか考えてみてください。
最近では、「監査法人トーマツ」の440人のリストラというのもありました。
トーマツの会計士の数は2,651名。会計士試験合格者が2,140名。
ということは、「あずさ監査法人」にもなんらかの影響が…。
あずさの会計士の数は2,494名。会計士試験合格者1,860名。
東電の上場廃止は早ければ2012年?
日立、東芝に影響が及ぶのはその半年後。
さらに、監査法人に影響が出るのは半年後だと予想されます。
とすると、会計士業界、ひいては税理士・会計士業界全体でみた場合でも、
2014年に劇的な地殻変動が待っているし、
とてつもなく大きな激震が走ることは容易に予想されます。
ここまでの話、私の勝手な想像なので、賛否は皆様方にお任せしますが、
この影響が皆様方の事務所経営に、大変な影響を与えるかもしれません。
対岸の火事と、のんびり構えていた方も、
今、動きださなければ、間に合わないかもしれません。
もう一度、お話すると、
2014年までに、事務所体質の改善、
そしてサービス業への質的転換を図り、
営業第一、顧客目線の会計事務所を構築しなければ、
2014年になって焦ってスタートしても遅すぎるということです。
なんだか、今日は深刻なお話になってしまいましたが、
私の勝手なお話でした。
あ、そうそう。
昨日、Q-TAXをオープンした、K先生。
昼間に、缶ビールと柿の種で祝杯をあげたとのこと。
「おめでとうございます!!」
続々、Q-TAXがオープンしています。
ぜひ一度、説明会にお越しください。
ひろせでした。