関与先を弁護士事務所の餌食にするな!!

2011年03月02日

皆さん、こんにちは。広瀬元義です。
今日は、未払い残業代のお話をします。

先日お会いした、中小企業の社長さん。

会ったと同時に、
「200万円とられちゃったよ…」って、嘆くんですね。

「え、何のこと!?」と、聞き返したら、
「残業代だよ…」と事の顛末をお話しくださいました。

要は、辞めた社員が「残業代払え」って、請求してきたそうです。
聞くと、その社員が辞めたのは1年ほど前。
その社員が弁護士に相談して、
「未払い残業代を支払って!!」と来たそうです。

結果として、
200万円払うはめになったそうです。

「何が悔しかったかって、ほんとにそんなに残業していたのか不明だし、
 そんなに優秀な社員じゃなかったから、
 辞めてホッとしていたら、これだよ…」


そもそも、残業していたかどうかもよくわからないですしね。

タイムカードで打刻された終業時刻ではなく、
社員の使用するパソコンのメールなどから、
「その時刻まで就業していた」とされることが多いそうですが、
なんなの????って感じですよ。

アメリカでもこの手の労働訴訟が増えたために、
社員じゃなくて、”個人事業主”として契約を交わすなんてことになって、
この手の残業問題を打開したそうですが、
今度は、個人事業主として社員との契約をすること自体がどうなんだろう、
というの新たな問題になってきたようです。

まあ、日本も間違いなく訴訟社会になってきますが、
ひところ、TVでやっていた”過払い請求”のコマーシャル、
どう思いました?

ある弁護士事務所では、
年間20億円もの大金をコマーシャルにをつぎ込んだそうですが、
おかげで、多くの被害者を救い、
多くのサラ金会社を潰すことができました…(・へ・)

でもこの仕事って、どうなんでしょうか?
良くわからないが、つまらん感じです。

社会正義????

ドラッカーは、
「マーケティングとは、顧客の創造」と言いましたが、
まさに、雨後のタケノコのようにわきだしたサラ金難民を救済し、
弁護士事務所も過払い請求により過太りしました。


さて、ここからが重要なんですが、
この過払いの返還請求を盛んにやっていた
弁護士さんたち、何百人と職員を抱えているらしいんですけど、
今度ターゲットにしているのが、
「未払い残業代の請求」です。

だいたい円満退社した社員が、
この手の訴訟を起こすことは考えられません。
問題児だったり、稼ぎの悪い社員だったり、
仕事のできない社員だったりするから、余計腹が立ちます。

「やっと辞めてくれたと思っていたのに、
 辞めてまでも、問題児とは!!」

なんて嘆いても、仕方ありません。

先人は、「転ばぬ先の杖」とか「備えあれば憂いなし」
なんて言葉を、残してくれました。

木村峻郎弁護士にお願いして、
「とにかく、そんな弁護士事務所の餌食になりたくないから、
 強力な、迎撃ミサイルを用意してください」
と、

DVD「関与先で起こるサービス残業代請求はこう対応しろ」

を制作しました。


皆さんの関与先の社長さんにも、
同じような事態がいつ起こるかわかりません。

賃金債権の時効は、なんと2年だそうです。
労働審判や労働訴訟で2年分の未払い残業代を支払わなければならなくなると、
中小企業ならすぐにキャッシュフローに影響します。

不当な請求を防ぐために、
関与先の社長さんにどんなアドバイスをしますか?


こうしたノウハウを、木村峻郎弁護士が詳細に解説しているDVDが、
DVD「関与先で起こるサービス残業代請求はこう対応しろ」です。

主な内容は、このようになっています。

●サービス残業代が会社を倒産させる!
●不当な残業代請求は認めない!不当な残業請求の対処法
●不良社員は会社をダメにする!不良社員の上手な解雇法
●裁判所はこう考える!賢い訴訟テクニック
●相手方弁護士、労働組合への対処法
●関与先を守る! 究極の和解書ノウハウを公開!

ぜひご参考にしてみてください。

確定申告、最後の追い込み頑張ってください。
ひろせでした。

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PROFILE プロフィールPROFILE(プロフィール)

広瀬元義
株式会社アックスコンサルティング代表取締役。1988年 株式会社アックスコンサルティングを設立。不動産コンサルティング、会計事務所向けコンサルティングを中心に業務を展開。