新規顧客のうち、70%の社長は「初めて税理士を探す人」でした。
みなさん、こんにちは。
今日は、新設法人の社長への対応でお話をしてみたいと思います。
「税理士を探してください」という問い合わせについて
最近のデータから、次のことが分かりました。
全体の中の約70%は、初めて税理士を探す人でした。
起業した社長や個人事業主がほとんどです。
問い合わせのきっかけや、内容を公開します。
【経理の状況別ニーズ】
★マークが特筆すべきデータです。
税理士さんへの要望を分類してみると…
1.手つかず(何もしていない) ・・・ 50%
★とにかく申告を手伝ってほしい —— 60%
経理からすべて丸投げしたい —— 25%
漠然とした相談 —— 10%
業界に詳しい人、融資希望 —— 5%
このクラスの人、つまり何もしていない人は、
申告時期になって、あわてて税理士さんを探すケースが多いので、
当たり前だけど全部やってあげないとだめだということですね。
会計事務所主導で、「大丈夫ですよ、全部お任せください」ってパターンですね。
2.とりあえず自計化している人・・・30%
とにかく申告を手伝ってほしい —— 30%
★経理からすべて丸投げしたい —— 30%
★節税相談 —— 30%
その他 —— 10%
とりあえず自計化してみたものの、
やはりうまくいかなかったという人の場合は、
経理から丸投げになるし、うまくいってると思っている人
(実際には間違いもあるけど…それは置いといて…)には、
節税相談を前提にお話をしてください。
また、ある程度数字を理解しているため、
ニーズが数字を元にした経営相談や節税といった高度なものになるケースも多いです。
3.手書きの人 ・・・17%
とにかく申告を手伝ってほしい —– 50%
丸投げ —– 0%
★経理相談 —– 50%
帳簿が手書きの人で、情報量が少ない人は、「申告の手伝い」のご相談が多いです。
自分で何とかやっていきたいと思っているので、
自分でもっとうまく経理をやるにはどうすればいいのか…そんな相談が多いようです。
この人たちは、経理の方法やチェックへのニーズが高く、
根底に経理をアウトソーシングするといった発想自体がないので、
そのあたりをうまくニーズ喚起すれば、
もっとうまく仕事につなげられるのではないかと思いました。
ま、こんな感じです。
たまには、このような数字もいいかな、と思って載せましたが、
これは弊社の極秘数字ですので、ご内密に….(笑)。
さて、わたくし「広瀬元義」のサイトが新しくなり、
また、会計事務所経営研究会サイトにフリー版ができました。
ぜひご覧ください。
■ここにくれば会計事務所の
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そろそろ夏休みの計画を立て始めた、ひろせでした。
….と言っても、どこかに行くのではなく、
毎年夏の時期は、本の構想を練っているか、読書三昧です。