税理士に頼まない層にターゲットを絞る
みなさん、こんにちは。
今日は、新しい顧客はどこにいるのか、という話をします。
ドラッカーは、「ビジネスは顧客の創造」と言いましたが
20年以上前に、この言葉を聞いた時は、ピンときませんでした。
だって、商売は
お客様を獲得できることが、はっきりしているマーケットで
糸を垂らす方が確実に成果は出るし
それがビジネスなんだと思っていました。
・ラーメン屋
・美容院
・医者
・IT系の会社
・会計事務所
みんな、客がいるところで商売を始める。
ところが、会社を始めて5年目に、この言葉の意味が見えてきました。
既存顧客のいないマーケットで勝負する方が面白いし
先行利益を得ることができるのです。
今でこそ、会計事務所向けのコンサルティングを標榜して
ビジネスをやっている会社は増えてきましたが
このビジネスを最初に専門で始めたのは
アックスコンサルティングです。
考えたら
コンサルティングをやっている会計事務所をコンサルするなんて、
なかなか成り立ちにくいと思われるビジネスです。
ところが
会計事務所などの場合は
既存顧客の奪い合いで、勝負する。
だから
「オフコン」
「経営計画」
「資金繰り」
「事業再生」
「節税」
など、これまでテーマ探しに躍起になってきました。
たとえ話をします。
アディダスの営業マンが、中国の奥地にシューズを売りに行きました。
その中国の奥地では、みんな裸足で、誰もシューズを履いていません。
彼はすぐに本国の販売戦略部に電話しました。
「駄目だ、ここは誰もシューズを履いていない…」
彼は、翌日すごすごとアメリカに戻ってしまいました。
同じく、今度はナイキの敏腕営業マンが
その中国の奥地に、シューズを売りに行きました。
彼は、裸足で歩いている村人を見ると、すぐに本国に電話しました。
「やったぞ!! 誰もシューズを履いていない。これは宝の山だ!!」
彼は興奮して、アメリカに戻っていきました。
この話で分かるように、みなさんは同じ土俵で勝負をしないで
新しい層にターゲットを絞って、顧客化することを考えてみては
いかがでしょうか?
実は、私には、妙案があるのです。
誰も手をつけていない
そう、シェールガスのような顧客。
それは税理士に頼まないたくさんの人たちです。
ただ一番の問題は、それを掘り出すのが難しいということです。
なんだか、分かったような分からないような
分かりにくい話になったかと思います…
ごめんなさい。
でも、これが分かったら、顧問数は飛躍的に伸びます。
少し、秋の気配が感じられるような朝になった東京です。
ひろせでした。