人懐っこい犬と猜疑心の強い犬。どちらに餌を与えますか?
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皆さん、こんにちは。
日曜日にアメリカのシカゴから帰ってきました。
米国会計事務所マーケティング協会(AAM)のサミットに参加して、
得たことを書きます。
今回のテーマは
「Take Your Firm to New Heights(事務所を新たな高みへ導く)」で、
より具体的な内容に絞られてきた感がありました。
基調講演の講師は、ジョン・ゴードンさん。
日本でも、「エネルギーバス―人生と仕事を変えるポジティブ・エネルギーの法則―」や
「あなたに奇跡を起こす101の方法」という彼の著書の翻訳本が読めますが、
気になった話を一つ書きます。
ある女性が、村にたどり着きました。
そこで、2匹の犬と出会います。
1匹の犬は楽観的で、とても人懐っこく、すり寄ってきます。
もう一匹の犬は、悲観的でいつも疑り深い様子で、
人間を見ても、すぐには近づいて来ようとしません。
皆さんは、この2匹の犬のどちらに餌を与えますか?
もちろん、ほとんどの人は楽観的な犬に餌を与えますよね。
ところが、考えてみたら
私たち人間って、けっこう自分本位ですから、
なかなかすぐに餌をもらえないんじゃないかって思ってしまいます。
この2匹の犬のストーリーでは、ギブ&テイクで、
笑顔、親しさ、楽しさを与えたから、
その対価として、餌がもらえたんですよね。
マーケティングもこれと同じで、
マーケット(お客様)から心地よい反応を得ようと考えるならば、
マーケット(お客様)が心地よいと思う材料を発信しなければなりません。
独りよがりのアプローチは、決して効果をもたらさないんですよね。
ところで、今回の米国訪問で、以下のことを学びました。
1.SaaS会計は、やはり主流じゃない。これからはクラウド会計
2.給与計算業務をもっとうまくシステム化すればビッグビジネスになる
3.会計事務所の情報発信は、Web活用がすべてである
4.コンサルティングは、業種別データベースとベンチマーキングが重要
ざっと、こんなところですが、これらについてはこのメルマガで、
少しづつ解説をご紹介します。
ところで、
「ビジネスに幸福を期待してはならない。
情熱をもってアタックし自己の成長を目指せば、必ず自己実現できる」
という話もありましたが、なんとなく納得しました。
皆さんは、いかがですか?
もちろん企業文化の中に、「愛情」は大切ですけどね。
なんだか、最後はちょっとわかりにくい話に感じたかもしれませんが…。
とっても重要なキーなので、書き足しました。
では、ひろせでした。