当社実施の社長アンケートの結果のご報告

「ウェブサイトからくるお客はたいしたお客じゃない、儲からない客だ」
こういう話を昔はよく聞きました。
でも今は違います。
当社の税理士紹介サービスでは、毎月170件余りの紹介を行っています。
そうした中で、社長さんは税理士の方々に何を求めているのか、
詳しく調べるために社長アンケートを実施しました。
アンケートの中には、「税理士を替えた理由」というものがあります。
社長さんは、何に不満があって税理士を替えるのでしょうか？
その答えを知ることで、
逆に何を提供すれば良いかがわかります。
では第4位から順番にご紹介します。

●税理士を替えた理由：第4位
「訪問してくれなくなった」
最初は誰だってちゃんと訪問するんでしょうが、
段々やらなくなるんですね。
コミュニケーションがなくなるわけです。

●税理士を替えた理由：第3位
「値上げされた」
第4位も第3位も、問題の原因はコミュニケーション不足です。
よく一般企業の営業が、
「社長はいらっしゃいますか？ 　いや、近くまで来たもんで」とやりますね。
コミュニケーションの量を稼ぐためなんです。
でも会計事務所の方々はそんなことしないですね。
たまにはそれぐらいやってみてください。

社長さんは、

「え？　あ、そう。 　悪いねえ、わざわざ来てもらって…」となりますから。
こういった気遣いは、中小企業の社長にとって
本当に嬉しいものなんですよ。
これで良い印象が半年は持ちます。

ここで言いたいのは、
会計事務所だってサービス業なんだということを、
常に考えていなければいけないということです。

●税理士を替えた理由：第2位
「担当替えがあったので、会計事務所を替えたい」
ここでひとつ、鉄則をお教えします。
担当者が辞める時には、必ず次の担当者が決まってから通知をすること。
ご挨拶に行く時には勝手にさせないで、
必ず次の担当者を決めた後で、一緒に行かせることが鉄則です。
そして旧担当者から、新担当者を紹介させます。
「今度担当させていただく○○は、大変優秀な者です。
経歴はこちらをご覧ください」というように。

なぜなら、次の担当者が決まっていないと、
顧問先は不安になって当社に電話をしてきますから。
さて、気になる第1位の理由は何でしょうか？
「実務でミスをした」？
「税務調査の対応がなっていない」？
いいえ、違います。
「資料の提出が遅い」？
「判を押すだけで何もしてくれない」？
これも違います。

第1位になった理由は、実を言うと、
税理士として培ってきた専門知識や経験とは
あまり関係がないものです。
しかし、その理由からは、お客様があなたに求めるものが
はっきりと見てとれます。
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