費用対効果を計算する税理士ほど、顧客獲得ができない!!

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皆さん、こんにちは。
今日は「費用対効果を計算する税理士ほど、顧客獲得ができない!!」
というマーケティングのお話をします。

アメリカのマーケティング協会の会合でよく聞くことですが、
多くのマーケッターは、口をそろえて次のようにいいます。

うちのボスにいろんなことを提案しても、必ず、
「それは効果が出るのか!?」
「効果が出るのを証明したらお金をかけるよ」
と念押しされる。

マーケッターが言った言葉をそのまま書くと、
「昨日出ている答えを持ってきなさい!!」
ということになります。

そんなマーケティングがあったら、誰も苦労しません。

・会計事務所のカタログを作る
・名刺にロゴマークを入れる
・Webサイトのデザインを斬新にする
・トレードショーに出る
・新設法人にDMを送る
・TELマーケティングを行う

などなど、いずれも、100%の効果を保証するものではありません。

昔は、「電柱や電話帳広告、あるいは銀行などの紹介」に頼っていた
顧客獲得のための活動も、
今は、Webサイトに頼らなければ、
お客さんを増やすことができない時代になりました。

5年前のWebマーケティングは、
5万から10万円ものSEO対策のお金をかけていたら、
月に2、3件のお客さんを獲得できていましたが、
今は、とてもじゃないがそれではほとんど効果が見られません。

皆さんに、Webマーケティングのお話をして、
「ぜひ始めたほうがいいですよ」とお勧めしても、
「そんなにお金がかけられない」と二の足を踏んでしまいます…。
あるいは、中途半端にしかお金をかけない。

費用と効果は倍々に増えるのではなく、非線形的に急速に効果が上がる
という、マーケティングの基本原理を理解していないから、
費用対効果を「線形的に計算」して、
「20万円かけたら何件顧問先が増えるの？」
という短絡的な話になってしまうのだと思います。

試算表や決算書を毎日作っているCPAの職業病なんだと、
アメリカのマーケッターが、小声で教えてくれました。

効果は、線形的にではなく、非線形的に急速に上がるという話を
もう一度考えてみたいと思います。
トップ20%の税理士事務所は、
ほとんど広告をしない税理士事務所の16倍の顧問先を獲得をしている、
という事実をご存知でしょうか？

これは80対20の法則に照らし合わせて考えてみました。

そして、トップ20%のうちの4%は、32倍の顧問先を獲得しているし、
そのうちの0.8%の人は、50倍の顧問先を獲得していることになります。

これは何も、顧問先獲得だけに限ったことだけではありませんが、
トップ20%の会計事務所は、
普通の会計事務所の収入の16倍を得ているということになります。

これらの人は、何か特別な資質を持ち合わせていたのでしょうか？

そうではありません。

例をひとつ出すと、
競馬で、一位をとった馬と、二位の馬の速さは、
何倍も違ったのでしょうか？

ところが、一位と二位では、賞金が10倍と差が出てきます。

Webサイトで、若い税理士たちがお客様をどんどん増やしています。

普通の会計事務所の何十倍もの資金を投入したからでしょうか？

きっと、そうではありません。

彼らは、新しいテクノロジーをいち早く取り入れ、
ホンの少しの先見性と、そこにお金をかけるという勇気を持っていたから、
多くの顧客を獲得できたのではないのでしょうか。

結局、今の時代のWebマーケティングは、
走りながら決断するしかないのです。

そう、昔は、
「タイム・イズ・マネー」
と言いましたが、今は、
「タイミング・イズ・マネー」です。

Webマーケティング講座が、以下の要領で行われます。

◆「所長のための新Web講座」
次回：東京9/4(火)　大阪9/6(木)　名古屋9/20(木)

参加者の皆さんからのメッセージをご覧ください。

Webだけでなく今後の会計事務所が取り組むべきマーケティングが理解できた。

HPやSEOで問い合わせを増やすだけでなく、データベース化や、新規のお客様への電話応対等も大事なんだとわかりました。

具体的な方法や事例がたくさん取り上げられていて、非常に参考になった。Web診断テストで当社の弱みが浮き彫りになり、やるべきことが見えました。

どうやってWebを活用すればよいか、わかりやすかったです。データベースの顧客を増やして、継続的に情報を配信して、見込み客をどんどん増やしていきたいです。

現状を把握するための“会計事務所Web診断テスト”がよかったです。現実とこれからするべきことがわかりました。

ぜひ、ご参加ください。

ひろせでした。

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